みなさん、こんにちは!
今回はみなさんお待ちかねの(?!)チューバについてです!!
チューバのことをあまり知らない方のために書こうと思っていますが、チューバ吹いてる方もぜひ続きをご覧ください。
目次
チューバにはどれくらいのメーカーがあるのか…
チューバを吹かれているみなさん、どのメーカーのチューバを使っていますか?
メーカーによってかなり楽器の構造やコンセプトや値段が全然違います。
もちろん、日本製・ドイツ製、はたまた中国製などいろいろな国で製造されているチューバの主なメーカーをあげていきたいと思います。
私が使っているBohland Und Fuchs (ボーラント・ウント・フックス)など倒産・吸収・他の名前に変わったなど現在には無いメーカーに関しては今回掲載しませんのでご了承ください。
パート1から始まり、何パートまでいくかはわかりませんが紹介していきます。
ヤマハ (日本)
まずは、我らが日本から始めます。
創業者山葉寅楠が1889年に山葉風琴製造所を設立し、山葉楽器製造所-日本楽器製造株式会社を経て1987年に現在のヤマハ株式会社となりました。
オートバイや発動機でも有名なヤマハですが、お互い同じ部門から独立した関連会社です。
ヤマハのチューバと言えば、ほとんどの方がこのメーカーで初めてチューバを吹いたという日本人がほとんどではないでしょうか。
比較安価なチューバを製造していますが、日本らしい丁寧な作りで日本では様々な年代の方に使用されています。最近では、プロ奏者向けにオリジナルヨークをコピーしたモデルが発売されており、日本のみならず海外でも人気が出ています。
Melton Meinl Weston メルトン・マイネル・ウェストン (ドイツ)
説明不要なドイツのチューバ・チンバッソなどを製造するメルトン・マイネル・ウェストン社。
1810年創業のドイツを代表するメーカーで後ほど紹介するB&S社を買収し、現在はクラリネットなどが有名なブッフェグループの仲間となりました。
太いコアがしっかりしたサウンドが特徴で世界中のプロチューバ奏者と共同で数多くのモデルを開発してきました。今では、最新の機器を導入し、個体差の変化が少なくなってきました。
B&S ビーアンドエス (ドイツ)
こちらも先ほどのマイネルウェストン同様説明不要かもしれませんが、ドイツはザクセン州にあるマルクノイキルヒェン・グラースリッツを拠点とする金管楽器全般を製造しているメーカーです。
歴史がとても長く、戦前はHessなどの会社名で活動し、東西ドイツが別れていた時代はB&SとWeltklangという名前で製造・販売されていました。
現在はマイネルウェストン同様、ブッフェグループに所属しています。
ペラントゥッチモデルと言われるシリーズが存在し、世界中の人がF管・C管を愛用しています。(私も3100PT12を愛用しています。)
明るいサウンドが特徴で、近年ヨーロッパのプロ奏者のシグネチャーモデルが活発的に製造されています。
Miraphone ミラフォン (ドイツ)
1946年創業のドイツのメーカーで、部品は他社製を使っているメーカーが多い中、今でも自社で部品も作っている。
軽やかでなおかつ重厚なサウンドが特徴で、エレクトラ・ファイヤーバード・ハーゲン・ペトルーシュカ・ブルックナーなど個性的なモデルを発売している。
HIRSBRUNNER ヒルスブルナー (スイス)
チューバ界のロールスロイスと言われてるスイスの老舗メーカーHirsrbunner(ヒルスブルナー)
初代ヒルスブルナーが創業してから約200年を誇るチューバ・ユーフォニアムを主に作っている会社。私もC管チューバはこのメーカーを使っていました。
特にヨークブルナーと呼ばれる、ヨークチューバのコピーは世界中いろいろな有名奏者に愛用されていました。
経営難で倒産するかもと言われていましたが、アダムス社が買収し、今も存続することができました。
Rudolf Meinl ルドルフ・マインル (ドイツ)
ニュルンベルグ近郊のディースペックを拠点とするドイツを代表するチューバメーカーの一つRudolf Meinl (ルドルフマインル)。
マイスターが一本一本手作りで作る伝統的な高精度なハンドメイドチューバで数多くの賞を受賞しています。
ルディサウンドと呼ばれ、C管のみならず、B管バイロイトモデルなど数多くのモデルがあります。
パート2に続きます…
とりあえずパート1を紹介しました!!
まだまだたくさんのチューバメーカーがありますので、パート2を楽しみにしていてください。
それでは、Tschüß!