みなさん、こんにちは!
楽器を演奏する前にほとんどの方が行うであろうウォームアップ
これに関しては音楽業界のみでなく、スポーツでも運動する前に定番化していますので本屋やインターネットを探せばたくさんのことを学ぶことができます。
実際自分で意識して取り組んでいる方少ないような気もします。
先生に言われたからとりあえずやっている、有名人がやっているから私もしている、とりあえずしないと調子が悪くなりそうなきがしそう…
そんな今回は演奏前になぜ「ウォームアップ」をしたほうが良いのかについて私なりの考えを書いていきます。
目次
ウォームアップについて
改めて書く必要ないかもしれませんが、ウォームアップという言葉はもちろん日本語ではありません。
英語でWarm Up(Warimg Up)、日本語では「準備運動」
準備運動
・本格的な運動の前に、体をならすために行う軽い運動・(比喩的に)本格的に物事を始める前に行っておくこと
goo辞書
音楽に関しては、準備運動にあたるのが音を出すためにする音出しですね。
人それぞれ行う内容は異なると思いますが、体をリラックスするために体をほぐす・音を出すためのウォームアップなどなど。
みなさんは、どうやって準備運動していますか?
金管楽器の定番 スタンプ
金管楽器の人が「ウォームアップ」と聞くとこの本を思い浮かべる人が大多数ではないでしょうか!笑
唇を大胆に表紙にしたこの教則本。
マウスピースや楽器でやるべきウォームアップが書かれており、世界中の金管楽器奏者が毎日取り組んでいるのトランペットのみならず、金管楽器のバイブル的存在の教則本
ウォームアップは必要なのか…
この質問、答えは一つではなく、人それぞれ、100人いたら100通りの答えが返ってくると思います。
・とある人は、リハーサル1時間前には現地に行き、ゆっくりと音出しをする。
・とある人は、リハーサル10分前くらいに行き、パパッと音を出してリハーサルに望む。
両方とも正解なんです、その人にとってそれで準備ができていればそれが準備運動なのです…(全く音出ししない人もたまにいます…)
スポーツ業界でいえば、もう引退してしまいましたが、プロ野球選手として日本・アメリカで偉大な業績を残したイチロー選手。
私は神戸出身で小さい頃はオリックスのファンクラブに入っており、毎週イチローを見に球場まで行ってました。まだイチローがオリックスにいた頃、監督は故仰木監督。
イチロー選手は、試合前やキャンプ、練習前に丁寧に準備運動をすることでとても有名です!試合にスタメンで出ていない時も自分自身のルーティンを必ずこなし、どんなときでも最高のパフォーマンスをできるようにしていたみたいです、本当に尊敬です。
本や動画、番組などで出ていますので、探してみてください。
私はスポーツ選手ではありませんが、スポーツ選手が出している本で準備運動や試合へのモチベーションの持って行き方など数多くのことを学びました。
万全な状態に準備?それとも….
ウォームアップをただ楽器が吹ける状態にするための事柄、それとも万全な状態で望むための事柄なのか。
なぜこういうことを書くかというと、ウォームアップは「練習」と捉えることも出来るのです。
私は、何種類かのウォームアップメニューを用意していて
1.時間に余裕がある時・フルバージョン
2.時間に余裕がある時・短いバージョン
3.全く時間がない時・5分以下バージョン
の3つに分けることができます。
時間がない時というのは、ツアー中現地に着いたらそのままリハーサルの時、舞台裏でゆっくり音出しをする時間がない時に主にしています。
なぜ用意しているかというと、常にフルバージョンでの音出しはよほどのことがない限り難しいので「もしも」のために用意しています。
ウォームアップは練習?
こういう風に考える人もいるのも事実です!
例えば…
音出しが全く必要ない人(短く済む)からすれば、ゆっくりと準備する人を見てあの人練習してるのかなと思われるのはごく自然の事です。
なぜなら時間をかけて準備する人はロングトーンなど単一のメニューではなく、リップスラー・スケール・アルペッジョなど様々なものを取り入れているのではないでしょうか。
そんな私もフルバージョンではその一人です!笑
どんなことをしているかは….
企業秘密…
時と場合によって音出し時間は柔軟に変えた方が私はいいと思います。
仕事ならなおさら、時々不幸な目にあうこともあるかもしれません…笑
ウォームアップ「音出し、準備運動」とプラクティス「練習」
は違うものだという意識を持って望む必要があります。
個人的な考えですが、練習は技術向上やまだ出来ない事柄・まだ吹けない曲などを訓練するものだと考えています!
なので違うものだと意識する必要があると考えています。
楽器を吹くことだけがウォームアップではない?!
楽器を吹いてするウォームアップもあれば、楽器を使わなくても出来る方法もたくさんあります!
・ピアノを弾きながら歌う、頭のウォームアップ
・ピアノ・チューナーなどを鳴らしながらマウスピースで音出し、唇のウォームアップ
・体の柔軟運動・ストレッチをする、体のウォームアップ
ウォームアップは奥が深いですね…笑
たくさん楽譜や本は世の中に出てますので購入してみて研究したり、プロ奏者のレッスンを受けて意見を聞いたり、教えてもらうのが早い方法です。
そして、一番大切なのはそれを有効活用して自分に合ったメニューを作ることです!
このブログを見てくださった方もこれを機にウォームアップのさらなる研究をしてみてください!
それでは、Tschüß