みなさん、こんばんは!
さてさて気づいたら先週でこの「Takuyatubablog」閲覧回数が2000回を超えました。
毎日ご覧になっていただいてる方本当にありがとうございます。
さらに毎日更新地道にがんばりますので、よろしくお願いします。
今回は、先日書いていたチューバにはどんなメーカーがあるの?シリーズの最新版です、今回は番外編となっていますが、特に意味はありませんので、番外編に載ってる楽器使ってるけど、なんで!!と思われないでください。
今までの記事を見ていない方はこちらからどうぞ…
目次
ZO ズィーオー 中国
中国を拠点とするZO社、WessexやEastmanと同様注目を集めている中国製楽器で、世界で活躍していた中国人職人を集め立ち上げられた会社です。
新しいモデルの開発が特に活発で、こちらの写真のリトルドラゴンは特に有名で、今まで大手メーカーのコンパクトチューバしかなかったのが、B管C管などのラインナップを揃えた最新の楽器です。
ZO社もヨークチューバを製作しており、ヨークモデルは比較的高価なイメージだったのが一転して、安価でも大きなヨークモデルを手にすることができ、日本でも購入した方多いのではないでしょうか!
某有名チューバ奏者からの方から情報をいただいたのですが、なんとこの会社の副社長は中国で売られているにんにく市場の10パーセントを売る凄腕の人で、輸出を一切しない品質管理を徹底されている美味しいニンニクを取り扱っているみたいです。
*現在日本での公式な流通はストップしており(在庫分は販売されていると思います)、海外でZOを買うことができます。
Preson プレソン 中国
先ほど紹介したZO (ズィーオー)社と瓜二つの楽器を製造しているPreson社、実は日本で野中貿易さんがこのメーカーを取り扱っているのですが、販売を開始されたときに名前を変更されたみたいです。
(先ほど書きましたが、現在日本ではZOとしてではなく、Presonとして販売されていますが、諸事情で海外で販売されているZOより少し高めになっています。)
こちらのメーカーもさまざまなコピーモデルを製作しており、もちろんヨークチューバもあります。
Amuse アミューズ 日本/中国
ユーフォニウムで人気を集めるProject EuphoniumのAmuse、チューバやチンバッソ・チューバ界の古楽器オフィクレイドなども販売製造しています。
最近では、とある会社の雷モデルのコピーいかづちが販売されたりと工夫がたっぷりとなされている楽器たちです。
特にチンバッソやオフィクレイドなど普段あまり使うことのない楽器達も取り扱っており、他社に比べると安価で高クオリティなAmuse。
この会社を運営されている方が楽器の注文・製作アドバイスなど全てをやられており、中国製ながら高いクオリティをたもっているのです。
The Marcato ザマルカート 日本
東京御茶ノ水に店を構える下倉楽器さんのオリジナルメーカー「ザマルカート」
安価な楽器で初心者の方や高い楽器は買えないという方にもおすすめかと思います。
トラベルチューバもあります。
Thein タイン ドイツ
ジャーマンブラスのトランペット奏者、ハンブルグ音大教授と世界的に活躍するマティアスヘフスさんが愛用するタイン社。
日本に4/4サイズのオールハンドメイドモデルが入荷され、とんでもない価格で発売されていてかなりの話題となりました。DACさんで入荷されています。
あのメーカーがチューバを作っているのと思われますが、昔はドイツでも様々メーカー(今日でも有名、例えばマウスピースメーカー「ヨーゼフクリアー」など)がチューバを製作していましたが、残念ながら現在では製作をしていない会社が多いです。
Klingspor クリングシュポアー ドイツ
ドイツはフライブルグに工房を持ち、マイネルウェストンで研鑽をつみ、2013年独立した自身もチューバを吹くマイスターAndreas klingsporさんによって作られたメーカー。
楽器製造だけというわけでなく、ドイツ伝統のマイスターとして楽器製作をしながら楽器の修理や改造などハンドメイドでしかできないような要望まで叶える凄腕マイスター。
最近では、ハンブルグに会社を持っていたグローニッツ社を引き継ぎ、フライブルグにて製作しています。
こちらにAndreas Klingsporさんが開発したチューバ達があります。
Thomann トーマン ドイツ
ドイツ・バンベルグ近郊ブルガーブラッハに会社があるヨーロッパ最大のミュージックショップであるトーマン社。
音楽関係でないものはないというくらいの品揃えで、ジャズ、バンド、クラシック、録音機材、スタンドなど機材など音楽に関わるもの全てを置いています。
初心者向けモデルを主に作っており、安価な値段で買えます。
品揃えはC・B・F・Es管やスーザフォンまで作っており、トーマンでの最高品質チューバプロフェッショナルモデルもあります。
こちらの楽器はトーマンがプロデュースしているのですが、製作はあのマイスターワルターニルシュルさん、コラボレーション楽器ですね。
ハンドメイドで作られており、彫刻もあの有名なニルシュルチューバとほぼ同じで、安価な楽器によく使われる安いロータリー機構ではなく、ニルシュルチューバにも使われている最高品質機構であるマインルシュミット社製を使っているのが特徴です。
値段が他のより高いのは、ハンドメイドなのとこのロータリー機構が高いのだと思います。(マインルシュミット社ロータリー機構は安くても2000ユーロ以上…)
日本でも注文可能ですが、まだこのメーカーを知っている人が少なく、試奏もできないので所持している方はわずかです。
交通費代など払っていただければ、私が試奏して選定し、試奏の様子など動画でお送りすることも出来ますのでお問い合わせから、興味あるかたは連絡ください。
ようやく終わりかと思われた方、まだまだ続きます!!!!笑
番外編として何社か取り上げてみました。
日本でも認知がされ始め、有名になってきているメーカー揃いでした。
まだこのシリーズは終わりません、まだまだ紹介いしたチューバなどございますので、引き続き楽しみにおまちください。
それでは、Tschüß!!