みなさん、こんにちは!
楽器をやっていると「沼」に陥ることが多々ありますよね、楽器以外でもレンズ沼とか各ジャンルさまざまな沼があります…笑
そんな中でも金管奏者がよくハマるのがマウスピース沼。
たくさんのマウスピースが世界中にあり、たくさんのプロ奏者がシグネチャーモデルを出しているので自分に最適な一本を探すのは本当に苦労します。
しかも旋盤機の刃の具合によって全く同じマウスピース、サイズでも完璧に一緒というものは存在しないので(目には見えない差)同じマウスピースを何本も試奏して選ぶ方もおられるくらいです。
今回は、そんなマウスピース沼にはまっている人に向けてさらに深く入り込んでいただくために、昔アメブロの方で紹介したヨーロッパで大人気、特にドイツのチューバ業界で有名奏者が愛用しているオーストリアのメーカー「WHF フランツ・ヴィントハーガー」について書いていきます。
フランツ・ヴィントハーガー社マウスピース
音楽の都オーストリア・ウィーンで元ウィーンフォルクオーパートロンボーン奏者のフランツ・ヴィントハーガー氏が金管楽器全般のマウスピースを制作しています。
「リム・ボディ・シャフト」の3つで構成されているスタンダードシステムと「リム、ボディ」の2つで構成されるデュオシステムがあり、数えきれないほどの形・素材・メッキから自分の好みのものを購入することができます。
有名ドイツのオーケストラ・テューバ奏者が愛用しています。
組み合わせは無限大でありすぎて悩むかもしれませんが、筆者が購入した時は製作者本人も来ており、1時間みっちりと一緒に選んでくれました。
本人もプロ奏者であるのでこちらのこんな音がいい、吹き心地がいいというすごく曖昧な要望にもすぐに対応してくださり、大量のマウスピースからその要望に合うものを選んで持ってきてくださいました。
もちろん、始めに現在使っているマウスピースの大きさとかは伝えます。
さすがに全くゼロの状態だと1日じゃ足りなさそうです(笑)
今あげた写真たちはテューバ用のケースで、他にもトランペット・トロンボーン・ホルンやコルネット用のマウスピースが並んでいます。
おそらく全てのマウスピースをお金計算すると….4桁万円(笑)
2018年時点では彼のホームページのみで購入かのうだったのが人気が出てきたおかげなのかドイツのFMBという管楽器ショップでオンライン注文することができるようになっています。
お値段は、テューバ用スタンダードシステム(真鍮・銀メッキ)で約220ユーロ。
素材によって値段は変わります。
FMBのホームページにも各マウスピースにサイズの説明などは書かれていますのでぜひチェックしてみてください。
たくさんあるので迷うかもしれませんが、たくさんあるからこそ自分オリジナルのマウスピースを見つけることができます!
それでは、Tschüß!!