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Apple M1チップ搭載Macbook Air【2011 モデルから乗り換えレビュー】

投稿日:19/11/2020 更新日:

鮮やかな色彩が 特徴的な新しいmacOS “Big Sur”


みなさん、こんにちは!


2020年11月17日にアップル社からアップルシリコン「M1」チップ搭載の最新Macbook Air/ Macbook Pro/  Mac miniの3機種が発売されました。


2006年PowerPCからインテル社製チップに移行し、14年ぶりにアーキテクチャを刷新したアップルパソコンで、iPhoneやiPadなどで培った技術がこの端末に生かされています。


現在今まであったインテル下位モデルが新しいM1チップに刷新されたモデルに置き換えられてるので素晴らしい性能を比較的安価な値段で手にすることができ、特にMacbook Airに至ってはiPadなどと同様にファンレス構造になっており、重い作業をしても静かなのが特徴的です。


筆者は、アップル信者というわけではありませんが、2011年からMacbook Pro 2011Lateモデル、iPhone、iPad、iPodを愛用していてとても気に入っているのですが、メモリを変更したりしてきたProがだいぶ重くなってきたので今回買い替えることにしたので軽く使用したレビューを書いていきます。


重い作業をする方などプロ仕様(メモリ32gbんど)では「まだ」発売されていないので、そういう方はいつかでるであろう上位モデルもしくはGPUが別で組み込まれている16インチモデルなどを待った方が良いと思いますが、YouTube、ブログ作成、軽い動画編集などが目的の方にはオススメできます!!





目次

Macbook Air 8コアCPU 7コアGPU 8GBメモリ 256GB 下位モデル(吊るしモデル)



Macbook Air 2020 Late Apple M1チップ搭載モデル

最も薄くて軽いAppleのノートブックが、Apple M1チップで新しい次元へ。CPUは最大3.5倍高速。GPUは最大5倍高速。Appleで最も先進的なNeural Engineにより、機械学習は最大9倍高速。バッテリー駆動時間はMacBook Air史上最長。そして、静かなファンレス設計。ここまでのパワーを、ここまで軽々と持ち運べるようになりました。

アップル社ホームページより




ベルリンにあるアップルストアで購入した8コアCPU/7コアGPU、メモリ8GB、容量SSD 256GBの一番安いモデルです。






アップルのラップトップを購入するのは2012年にMacbbok Pro 2011 Lateモデルを買って以来で少し緊張しましたが、無事在庫もあり、アップルらしいシルバーモデルを購入しました。


シルバー、スペースグレイ、ゴールドの3種類の色から選ぶことができます。


今回の新しいモデルの特徴は、インテルのチップを使用していたアップル社がiPhoneやiPadで培った技術を用い自社製のチップ「アップル シリコン」を搭載していることです。




ご紹介しましょう。AppleがMacのために設計した初めてのチップ、

Apple M1システムオンチップ(SoC)です。160億個という驚異的な

数のトランジスタを搭載。CPU、GPU、Neural Engine、I/Oをはじめとする様々なものを、とても小さな1つのチップに組み込んでいます。

並外れた性能を発揮し、専用のテクノロジーにも対応。業界をリード

する電力効率も持っています1。Macにとって、M1は単なる新しい

チップではありません。Macの体験すべてが、まったく新しいレベルになる理由です。

アップル社ホームページより



2011年Lateモデルからの買い替え

今まで使っていた2011年モデルはYouTubeで1080p表示すると本体がすごく熱を持っていた…笑



筆者は今までCDドライブやSDカードなどをアダプタ無しでも使用できていた2011年モデルを使用しており、このブログやYouTubeもこのパソコンで作業しています。

アダプタが必要ないのでDVDを見たり、カメラからの画像/動画をSDカード経由でパソコンに移すのもとても便利で、古いモデルは自分でメモリやディスク容量を換装できるのも特徴でした。


メモリも動画編集用に4GBから16GBに替えて快適に作業できていたのですが、2点不満だった部分が…


①最近重くなってきて動画編集などでファンが全回転、すごく本体が熱を持つこと

②Apple社便利な機能の一つ、ケーブル無しでBluetooth経由で共有できる「Air Drop」が使えないのでブログの素材を携帯などから送るのがメールやDropboxだったりと一手間かかる。

最近のアップル社製を使用している方からしたら、えーと思われるかもしれませんが、このような不満点があっても我慢して使っていたのです。


ファンレスなのが素晴らしい



ProとAirの大きな違いの一つで、Proやmac miniには熱を持った時に解消するファンが搭載されている一方、今回のAirはファンレスモデルになっています。


パソコンで作業しているとファンが回って、少し雑音がするのが普通でしたが(特に筆者のパソコンはすごかった)、ファンレスなので全く音がしません


重い動画編集などをした場合このファンレスがどのようにネガティブな部分になるかはまだわかりませんが、色々な方のレビューを見た感じでは全然大丈夫なような気がします。

これはこれからさまざまな方がレビューしていくと思うので楽しみです。

 

堀口さんのレビュー



アメリカ在住のYuka Ohnishiさんのレビュー



今後iPad/iPhoneのアプリがさらに使えるようになる


MacbookがiPadに近づいている、シームレスになってきている特徴で今までiPadでしか使えなかったアプリがパソコンでも使えるようになります。

2020年11月19日現在全てのアプリが対応しているわけではないですが、今後各社が対応し、素晴らしいものになると思います。


パソコンでしかできなかったことがタブレットでも出来るようになるので、ラップトップを買うかタブレットを買うかさらに悩ましいことになったということでもあります…。



バッテリー性能がものすごくアップ


2020年発売のインテル社チップが搭載されているMacbook Airは最大12時間のバッテリー性能でしたが、M1搭載Airは最大18時間バッテリーが持ちます。

出張やカフェなどでの作業で電源がない時にバッテリーを心配することが減ったのは嬉しい性能アップです。


ゲームや重い動画編集をされる方にはまだまだスペックが足りないかも…



ゲームなどをパソコンでされている方、仕事としてプロとして働かれている方にはまだこの下位モデルラップトップはオススメできません


まだソフトウェアやアプリがこの新しいM1チップに対応していなかったり、GPUがMacbook Pro16インチやiMac27インチなどに比べると弱いので、いくらシングルコアなどのCPU性能が上がってもこの部分は弱いと難しいかもしれません。


アップル社の声明で今後2年間で全モデルをこのアップルシリコンに変更すると出ているのでより良いプロの作業に対応できる性能が出る製品が出るのを待つのが吉かもしれません。



この値段でこの性能はアップル愛用者にとてもオススメ



シングルスコアなどのCPU性能はさすがアップル社という性能で、iPadなどの自社製品とのシームレス化など今後期待できそうなアップルシリコン。


特にアップル製品を愛用していて、パソコンをそろそろ買い替えたい、でもそこまで重い作業はしない方にこの一番安いAirモデルオススメできます。


ブログにもオススメですね!


それでは、Tschüß!!

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チューバ奏者 岸本拓也


          岸本拓也 / Takuya Kishimoto

ドイツの首都ベルリン在住。
日本の音大を卒業後、ドイツの音大で研鑽を積み、現在ジャーマンフィルムオーケストラ・バーベルスベルク首席テューバ奏者。

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