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新型MKE400登場!ゼンハイザー社ショットガンマイクがリニューアルされて発売! MKE200との比較あり【開封レビュー】

投稿日:12/04/2021 更新日:


みなさん、こんにちは!


新型コロナでホームオフィスでいえにいることが多くなったり、新しいことを始めようとしている人が多くなった影響かYouTubeで日常を動画にしてアップロードするVlogが流行っていますね。

もうやってるという方も興味はあるけどまだやっていないという方もおられると思います。


YouTubeにアップせず、普段の生活を記録として動画で残しておくことは写真アルバムではないですが、将来見返した時にとてもよい思い出となるのではないでしょうか。


そんな動画を取るにあたっていい映像で撮りたい!いい音で撮りたい!などクオリティーを求めていくとどんどん「沼」と呼ばれるものにハマっていきます(笑)


カメラ沼もありますが、マイク沼も有名ではないでしょうか!


そんな沼にさらに落としいれるかのように2021年3月日本でゼンハイザー社新製品「MKE200」が発売となり、話題になっています。




私もYouTubeで解説動画などを作る時に音声をよくしたいと思い、コンパクトでVlog用マイクに最適なゼンハイザー社MKE200を購入しました。


新製品が出て約1ヶ月、ゼンハイザー社が既存のMKE400をリニューアルしマーク2として発売!


4月12日現在ドイツでの発売になっており(後日アメリカ・日本でも発売)、早速入手してきましたので最速レビューしていきたいと思います。



目次

Sennheiser Shotgun Microphone MKE400 レビュー





ドイツの音響機器メーカーで特にヘッドフォンやマイクで有名で音楽・映画制作現場などでプロ用機材として定番のゼンハイザー社が出しているマイクシリーズである「MKEシリーズ」


その新作として先月出されたMKE200に続き、発売されているショットガンマイクMKE400の後継機として、MKE200のような見た目をしたMKE400を新しく発売されました。




メーカー製品詳細

  • Dimensions 126 x 67 x 37 mm
  • Frequency response 50 – 20,000 Hz
  • Max. sound pressure level 132 dB SPL
    • THD, total harmonic distortion < 1 % at 50 mW
    • Weight93.5 g
    • Microphone connector 3.5 mm jack, screwable
    • Operating time > 100 h*
    • Power supplyb attery (2x AAA / LR03 size, 1.5 V)
    • Headphone connector 3.5 mm jack
    • Output Power 105 mW (headphone impedance 16 Ω)70 mW (headphone impedance 32 Ω)
    • Transducer principlepre-polarized condenser
    • Pick-up patternsuper cardioid
    • Sensitivity in free field, no load (1kHz)-23 / -42 / -63 dBV/Pa



https://twitter.com/sennheiserjapan/status/1380113287212380162



内容物は、マイク本体・3.5mmケーブル2本(カメラ用・スマートフォン用)・ケース・ウィンドシールド・ポーチ・説明書・電池2本も付属。




こちらが旧MKE400。


この後継機の発売によって旧MKE400がどうなるかは分かりませんが、パッケージにはマーク2という表示もないので旧機種は販売終了になるのではないかと思われます。

新機種は、MKE200のようにマイクの周りに風防としての役割も果たすウィンドプロテクションが備えており、多少の風ならウィンドシールドなしでも風切り音を防いでくれます。



私のYouTubeチャンネルより MKE200での外での検証。



ショットガンマイクを搭載



MKE200と大きく異なる部分はマイクでしょう!

コンパクトなマイクを搭載していたMKE200と違い、さらに高性能なショットガンマイクを搭載しています。

ゼンハイザー社製品説明より。
ウィンドプロテクション内にショットガンマイクが搭載されていてショックマウントも中に一緒にあります。



MKE200は、MKEシリーズでも一番安価なモデルということもあり、コンパクトさを重視した小型なマイク、最低限の機能を備えたVlogへの導入機としての意味合いもあるのだと思います。


このMKE400には、高性能マイクのみならず、ロウカットフィルター・ゲイン調整レバー・ヘッドフォン端子・ボリュームの機能も搭載されています。


単4電池が2本必要

サイドには、ゼンハイザー社のロゴ、ゲイン調整レバー・ロウカットフィルター・電源ボタン



MKE200はプラグインパワータイプに対してMKE400は単4電池を2本必要とします。


ここは賛否両論分かれるところですが、マイクのバッテリーも用意して撮影に行かなければいけないので荷物も増えますし、カメラ・マイク二つのバッテリー管理をしないといけなくなります。


満タン状態の電池でメーカー検証で100時間は機能し、バッテリーが減少して残り3時間以下になると電源ボタンの部分が赤いランプに変わるので見た目で電池残量がわかるのは嬉しいポイントです。



電源ボタンには、オートオフ機能もあり、カメラをオフにすると自動的に切れる仕組みになっていて、ボタンを長押ししても電源を切る事ができました。



裏側には製品名が書かれていて電池を入れる蓋になっています。



製品名が書かれている部分が蓋になっており下に下げると開く仕組みで、中には電池のプラスマイナスの表記に加え、電池の絵で上下が書かれているので入れ方を間違えにくくなっています。

電池を入れた状態



ヘッドフォン端子・ボリューム調整が付いている

反対側にもゼンハイザー社のロゴ、ヘッドフォン端子・音量調整ボタン



カメラに3,5mmイヤフォンジャックしかない機種もありますので、マイクを付けてしまうとイヤフォン・ヘッドフォンが付けれなくなり、どのように聞こえているのかわからなくなるので、マイク付属のヘッドフォン端子からモニターできるのは一部ユーザーにとっても嬉しいのではないでしょうか!



MKE200にも搭載されているロッキングジャックがありますので、誤ってマイクケーブルが抜ける事を防いでくれます。

撮影していてシュー部分を締め直した時に誤ってケーブルを抜いてしまったりするときもありますし、ケーブルの心配をしなくても良いのはこの機種も良いところです。


ケーブルは、カメラ用のみならず、スマートフォン用も付属していますので携帯で撮影している方も使えます。


前側にイヤフォンジャックがついているので撮影時に干渉しにくいのもポイント!

 

ゲイン調整レバーが付いている

 

MKE200には付いていなかったゲイン調整機能。

外部音量があまり変化しないところではゲイン調整をする必要はありませんが、交通量が多い場所から静かな場所に行った場合、どうしてもゲイン調整をしないといけない時もあります。


MKW200だとカメラ側のゲインを調整しないといけないので設定するのが面倒ですが、この機能の搭載によってマイクのレバーで3種類ゲイン調整ができます。


Panasonic GH5のゲインは最低。MKE400のゲインは真ん中に設定、後ろから喋った時のマイクレベル。


MKE400のゲインを+に設定、後ろから喋った時のマイクレベル。


MKE400のゲインを−に設定、後ろから喋った状態のマイクレベル。



カメラ側ゲインも調整しての微調整は必要な場面もあるとは思いますが、この3つの設定だけでも十分対応できそうな気もします。

次の記事にて外での運用など更なる紹介をしていきます。



ローカットフィルターも付いている


低音ノイズをカットしてくれるので必要な場面にぴったりな機能!



MKE200との比較

上・MKE400 下・MKE200



MKE200はプラグインパワータイプなので蓋はありません。



両機種ロッキングジャック搭載。MKE400は、大きい分場所があるのかMIC OUTという文字が記載されています。



MKE400をGH5に搭載。15mmレンズ+本体と長さは同じくらい。
映像にはうつりません。



MKE200。400に比べるとやはりコンパクト


MKE400付属のウィンドシールドをつけた状態、やはり200に比べるとごつくなりますね。



Stand FM気ままラジオでこの新型MKE400を使って収録してみました!


MKE200との比較もあるので音質の違いを聞いてみてください。




別売りで3.5mm TRSケーブル to USB-Cケーブルも購入可能




本体の内容物としては付属しませんが、最近の携帯はUSB-C端子のものもあるのでこちらは変換ケーブルなしで挿せます。

変換ケーブルが必要だったのでこのケーブルの登場は嬉しいですね、ただ本体には付属せず、別売りになっているのですでに変換ケーブル持ってる方は必要ないかもしれません。


対応は、MKE200/MKE400/XS Wireless Digital Portableとなっています。

価格は、29ユーロ





とうとう散財王ドリキンさんが新型MKE400のレビュー動画を出されました!

ドリキンさんのレビューは分かりやすいし、検証も色々されてるのでとても参考になりますね。




価格は199ユーロ(約26000円)



ドイツでも先週発売されたばかりで、アメリカ・日本でも発売されると発表されました。(2021年4月12日現在)


199ユーロでドイツでは売られているので、日本で発売になった場合は23000円前後でしょうか!


最低限の機能しかないMKE200と比べると倍近くしますが、色々便利な機能がついているので購入する時は撮影するにあたってなにが必要なのかを考える必要がありますね。



室内のみでの撮影、ホームオフィス(ズーム会議など)で使用する場合、とりあえず撮れれば十分という方はMKE200も十分音質は綺麗ですのでMKE400は必要ないかもしれません。


逆に音質に拘りつつ、コンパクトに外でVlog撮影したい方は新型MKE400もよいのではないでしょうか!



MKE400がリニューアルされたということは、いつか上位機種であるMKE600もこのような見た目になるかもしれませんね、私の勝手な推測です(笑)




今回はざっと製品について開封レビューしてみました。



それでは、Tschüß!! 







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執筆者:


  1. mic より:

    MKE200 と新MKE400 の比較は気になっていたので参考になりました。

    • Takuyablog より:

      コメントいありがとうございます!参考になって良かったです。

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          岸本拓也 / Takuya Kishimoto

ドイツの首都ベルリン在住。
日本の音大を卒業後、ドイツの音大で研鑽を積み、現在ジャーマンフィルムオーケストラ・バーベルスベルク首席テューバ奏者。

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